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屋根塗装工事の流れ

屋根塗装工事の流れ

屋根塗装は、外観を整えるだけでなく、建物全体の寿命を守るための大切な工事です。
中でも“下地処理”の良し悪しが、仕上がりの品質と耐久性を大きく左右します。
施工から数年で塗膜が剥がれてしまうケースの多くは、この下地処理が不十分なことが原因です。

屋根材の種類(トタン・スレート・瓦など)によって細かな工程は異なりますが、ここでは一般的な塗装工事の流れをご紹介します。

STEP1 足場仮設・飛散防止ネット

高所作業となる屋根塗装では、安全のためにしっかりと足場を組み立てることが最優先です。
同時に、塗料の飛散が周囲に広がらないよう飛散防止ネットを張り、ご近所への配慮も欠かしません。

✅ 安全性と近隣トラブル防止のための、工事の基本です。

STEP2 高圧洗浄

屋根に付着している、コケ・カビ・砂ぼこり・排気ガス汚れなどを高圧洗浄機で丁寧に洗い流します。
60~100kg/㎠程度の水圧で洗浄し、屋根材を傷めないように素材に合わせて圧力を調整します。

✅ 汚れをしっかり除去することで、塗料の密着性と持ちが大きく向上します。

STEP3 下地補修(ケレン)

屋根材の欠け・ヒビ割れ・サビ・浮きなどを補修し、塗装に適した状態に整える工程です。
サビを削り落とす作業や目荒らし(表面をざらつかせて塗料を乗りやすくする作業)も含め、これを「ケレン」と呼びます。

✅ 仕上がりの美しさと耐久性に直結する、非常に重要な作業です。

STEP4 下塗り(シーラー塗布)

下地と上塗り塗料をしっかり密着させるための“接着剤”として、専用の下塗り材(シーラー)を塗布します。
劣化した屋根材に浸透して強度を高め、塗料の吸い込みムラを防ぎます。

✅ 見た目には見えにくい部分ですが、仕上がりを長持ちさせる土台になります。

STEP5 中塗り

下塗りが十分に乾いたあと、上塗りと同じ塗料を使って中間層を塗装します。
中塗りは塗膜の厚みを確保し、耐久性や遮熱性など、塗料本来の性能を発揮させる役割を果たします。

✅ 塗りムラを防ぎ、見た目の美しさも整える中間工程です。

STEP6 上塗り(仕上げ塗装)

仕上げとして、もう一度同じ塗料を塗布します。
光沢・色・防水性・紫外線耐性などの仕上がりを決定づける最終工程です。

✅ 建物の第一印象を左右する、美観と保護の両立を実現する仕上げです。

STEP7 縁切り(スレート屋根の場合)

スレート屋根では、塗装によって屋根材同士の隙間が塞がってしまうことがあります。
そこで、専用のカッターやタスペーサーで縁を切り、水の通り道を確保します。これにより、内部に水が溜まるのを防ぎ、雨漏りリスクを抑えます。

✅ 雨水の排出を妨げないための、忘れてはいけない重要作業です。

STEP8 足場解体・清掃

すべての工程が完了した後、足場を安全に解体し、まわりを清掃して工事終了となります。
新しく塗り替えられた屋根が、建物全体の印象を明るく引き立ててくれることでしょう。

✅ 工事後の安心感と満足感を実感いただける最後の仕上げです。

リブライト株式会社では、目に見える部分も、見えない下地処理も、すべてに責任を持って丁寧に施工しています。
屋根塗装は決して“ただの塗り替え”ではありません。大切な住まいを長持ちさせるための本格的なメンテナンスです。
「今、屋根の状態は大丈夫かな?」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。

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